エアコン工事やがそっと教える工事で失敗しないコツ

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@事前の打ち合せは綿密に・・・

業者に伝える情報は、なるべく多いほうが早くお見積りも出来ると思います。
※事前に業者側に伝えること
↓↓↓
●エアコンの型番、台数
●エアコンの室内機と室外機の設置場所
●どういった建物か。
(一戸建てかマンション、アパート、事務所など)
●穴は空いているか。空いてない時は、建物の外壁の種類を。
(木造/コンクリート/タイル・レンガなど)
●エアコン専用のコンセント(電源)はあるか、200V機種の場合、コンセントの電源は200Vになっているか。
●その他に追加したい工事はあるか。
(取外しや処分、化粧カバーなど)
※可能であれば現場の写真をメールで添付したりして送っておくこともいいと思います

※標準工事があまりに安いところは配管が別料金だったり、追加工事を高く設定してある所もあります。

■標準工事の例(15000円税抜)

※配管は、業者によっては追加料金がかかる場合があり、特に
引っ越し業者さんなどは配管の料金が含まれていないことが多いので、あらかじめ確認してください。


Aエアコンが取り付けられない・・?

取付けたいと思っていた場所にエアコンをつけようとしたら、カーテンレールが邪魔をして泣く泣くカーテンポールを切るはめになったこともあるんです。

壁の幅は取り付け可能でも、カーテンレールの端っこについているポールの分を計算に入れていないことがありますので、必ずカーテンレールの全径を計りましょう。

また、カタログなどでエアコン(室内機)のたて×よこの寸法を調べて、エアコンをつけたい場所に取り付けられるサイズかどうかをよく確認してください。特にアイアンのカーテンポールは注意してください


B真空引きをやってくれるか確認

エアコンの取り付けにあたり、最後に真空引きといって、真空ポンプを使用して配管の中を真空乾燥させる作業が必要となります。業者によっては数をさばくためにこれを怠るところもあるようで、中には「真空引きは別料金です」とって追加料金を取られることもあります。

では真空引きは何故必要なのでしょうか・・・エアコンの配管の中に水分を含んだ空気や不純物が混入しますとコンプレッサーを詰まらせたりして故障の原因となってしまい、いざ修理となると多額の費用が発生してしまいます。

せっかく買ったエアコンの能力を100%発揮できずに使い続けることになり、最悪の場合早い段階で壊れることになるかもしれません(泣)

下図のように真空ポンプを使ってやる方法と、中には手動の簡易式の真空引きポンプを使う方も見えます。




C移設するとガスが抜ける??

よくお客様に「引越しを何度もするとガスが抜けるというのは本当ですか?」と聞かれることが多いです。これに関しまして大ベテラン工事師のT様よりメールでご意見を頂きました。
「昔にワンショットタイプの配管接続で 冷房、暖房を繰り返して行く内にゴムの柔軟性が損なわれて(経年劣化) 切り離しの時に(つまり引っ越す度に)少しずつ抜けていくんですね。(ゴムの劣化具合で抜ける量が違う) 元々はこういう事から言われているんだと思います。またごくまれに、機械のガス弁のパッキンが老朽化、若しくは一部不良とかで抜けるケースもございます。」
というご意見を頂きました。とても分かりやすいですね。T様ありがとうございます。とても勉強になりました!感謝。
配管のつなぎ目の弁のゴムパッキンが年数とともに劣化して次第に抜けていくことがあります、ということは覚えておいてください。

また、工事料金があまりに安いので追加料金を取るために、「ガスがありませんよ」と言って必要のないガスを入れる業者もいるということも聞きます。
また、ご自分で外したり、取り付けしたりする方も見えますが、あまりお勧めはいたしません。年に1人はご自分で取付けて、効かなくなったとご依頼を頂くことがあります。

エアコンのガス抜けは原因の特定がとても大変です。補充だけではまたすぐに抜けてしまいます。点検やガス補充などで標準工事以上の費用がかかってしまいます。

引越しなどでエアコンを外すときには
ポンプダウンといって、冷房運転を行いガスを室外機に回収する作業を行います。キチンとやっていればまず抜けることはないのです。

効きが悪いなと思ったら、まずエアコンの風の吸入口と噴出し口の温度差を図ってみてください。温度差が冷房で10度以上、暖房で14度以上あれば効きに問題はないと思われます。後はお部屋の状況、エアコンの容量などの問題もあるかもしれません。

D外された配管のつなぎ目の養生

引越しなどでエアコンを外した際に室内機と室外機のはずされた部分はテープなどで養生はされているかを必ず確認して、もしテープがされていなかったら、つなぎ目にビニールテープなどで養生してください。

配管の中にゴミや不純物が入るとコンプレッサーの故障の原因となり、莫大な修理費用がかかったり、買い換えることになってしまいます。素人などが外した場合は特に要注意。必ず確認をしてください。



E筋交いの位置はよく確かめて

せっかく建てた、とても大事な家。その家を支えるもっとも大切な部分が筋交いですね。でもこの筋交いがエアコンの穴を空ける位置にちょうど重なる位置にあることが多いのです。
現場でよく大工さんや現場監督さんに聞くことがあるのですが、筋交いの位置は現場によっても違うし、その職人さんによって入れ方に癖や決まりがある場合もあるそうなのです。
エアコンをつける位置が決まったらその部分だけでもいいので、壁のクロスに跡が残らないマスキングテープなどで筋交いのある位置に目印をつけておいてもらうと、安心してエアコンをつけることができますよね。
予め、まだクロスなどを張る前のむき出しの状態でエアコンを付ける位置を写真にとっておくこともお勧めです。

F穴空けの料金は・・・?

穴あけの料金は、業者によっては後から請求される場合もあるようですので一度確認してみてください。

コンクリートの外壁の場合は1箇所目から穴開け料金が発生することが多いです。住宅会社さんの中には頼めば空けてくれる所もあるようですので予め空けておいてもらってもいいと思います。

ちなみにコンクリートの穴開けはエアコン取り付け工事分くらいの費用がかかります。



Gエアコンは100v?200v?

エアコンが200Vの機種の場合、引越し先や新居の電源(コンセント)が100Vのままですと100vから200vへの変換が必要となり、追加料金が発生します。
それをやらないとエアコンは使えませんので、はじめに調べておきましょう。また、コンセントの形状が変わるときも追加料金が発生しますので形状もしらべておくと安心です。